こんばんは、織田檸檬です。
パソコンを用いて新型コロナウイルス治療の解析に貢献ができるFolding@Homeをやってみました。
CPUを貸す、それだけ
Folding@Home
Folding@Homeとは何なのかは他サイトの記事の方がわかりやすいので、そちらを参考にしてください。
簡単にいえば、自分の持ってるパソコンに治療解析のお手伝いをさせようというものです。
サイトにいってプログラムをインストールすると、特に何もしなくてもデータをダウンロードして解析し、送信までしてくれるようです。
会員登録や複雑な操作は不要。途中で止めたりアンインストールしても支障なし。お手軽ですよね。
僕はヨシダさんの動画を見て知り、導入しました。ヨシダさん自身も導入の解説をしています。
チームに入ることもできて、貢献度合いを競うこともできるようです。
僕はどこのチームにも属さず利用しています。
導入はご自分の判断でやりましょう
僕は崇高な思想をもって参加したわけではないです。ただ何となく、まぁ役に立つなら協力しようかなという軽い気持ちではじめました。
勝手にデータをダウンロードして解析して送信するっていうのが怖い、何されてるかわからない、個人情報を盗まれているかもしれないという不安もあると思います。そういう人は無理にインストールしなくてもいいと思います。
それに解析中はCPUが結構稼働するので、ファンが回ってうるさくなります。動作ももっさりするかもしれません。ここらへんは貸し出すCPUスロットを調整できるので、ある程度抑えることができますが、それでも嫌だという人もいると思うので、Folding@Homeの利用は気が向いたらでいいと思います。
それから解析をはじめると結構長いこと稼働するので、ノートパソコンよりもデスクトップパソコンのほうがいいかもしれないです。
ノートパソコンの方でも長時間放置できるようであれば、もちろん可能です。
Macでの制御
僕はiMacにインストールしました。
インストール手順は調べれば出てくると思うので割愛します。
ただ制御の仕方がわからなかったので、備忘録としてメモを残しておきます。
まず制御なのですが、本当はブラウザでできるんでしょうけど、僕の場合はリロードが繰り返されるだけでうまく動作しなかったので、アプリを使っています。
インストールすると、アプリケーションフォルダの中にFoldng@Homeというフォルダが作られます。その中に制御できるアプリがあります。ちなみにアンインストール用のアプリもあるので、消したい場合はそちらを使ってください。
大きく2つあって、ひとつはビューワー、ひとつはコントローラーです。
ビューワーは別に立ち上げる必要はないです。見たければどうぞという感じで。
コントローラー。こちらのアプリで各種制御が可能です。
解析の一時停止や再開、進行状況、解析対象の病気の変更などができます。
解析対象の病気の変更はConfigureのAdvancedタブの中のCausePreferenceの中で選択できます。
バックグラウンドでも動かしたくないという時はExitを押すか、Ctrl+Qでアプリを落とせば大丈夫です。
終わりに
このFolding@Home、新型コロナウイルス以外の病気の治療解析を手伝うこともできるようです。
ファンの音、電気代、バックグラウンドでの処理などが許せる人は導入して貢献してみてはいかがでしょう。
自分のパソコンが役に立つだろうかと心配する方もいるかもしれませんが、大丈夫だと思います。数が大事だと思うので。
実際、スパコン以上の処理ができているみたいです。
ゲーミングデバイスなどを手掛ける会社も参加しているみたいですね。
PC Gamers, let’s put your computing resources to work for a great cause. Join us and our friends @OfficialPCMR in supporting Folding@home and donate your unused GPU and CPU computing power to fight COVID-19!
— R Λ Z Ξ R (@Razer) 2020年3月28日
Everyone has a part to play.
Learn more: https://t.co/7vUHGokeRX pic.twitter.com/HE4mwt7B4E
個人のPCは非力でも、それが集まれば強くなれます。
ここらへん、なんだかサマーウォーズのシーンを彷彿としちゃいますね。
(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS
以上です。