こんばんは、織田檸檬です。
ストローマン論法というのがあるみたいですね。僕もはじめて知りました。
それと宇多田ヒカルと何が関係あるのかという話ですが、今日はそんなところから適当に。
何が問題なのか
これはtoggetterでまとめられているのを追っていったほうがいいかと思います。
宇多田ヒカルさんのツイート、ネットやツイッターでとてもよく見られる「ストローマン論法」の認知向上に結果的に貢献」
ひとつ抜き出してみると、
A「私は子どもが道路で遊ぶのは危険だと思う」
B「そうは思わない。なぜなら子どもが屋外で遊ぶのは良いことだから。A氏は子どもを一日中家に閉じ込めておけというが、果たしてそれは正しい子育てなのだろうか」
これの問題点は
「道路」としか言及していないのに、暗黙的に「道路=屋外」であると誘導し、さらに「危険だと思うなら家に閉じ込めておけ」という言外の要素を過剰に拡大して解釈している
ところみたいです。
たしかにこれはヤバイですね。
きききき詭弁だああああああドコドコドコドコドコドコ
なぜ僕がこの問題で記事を書いているのかというと、僕自身、このストローマン論法に陥っていないか不安だからです。
あと、ストローマン論法は詭弁の一種ですが、他の詭弁もよく使いがちです。友達と面白く、冗談や遊びで話を転がす時によく詭弁を使っているので、いざちゃんとした議論をしようとしたときについ詭弁を使ってしまいたくなります。
詭弁の技術はだいたい、自分の意見に誘導したり賛同したり、正しいのは自分であると証明したい時に使うテクニックなので、良し悪しはともあれ、詭弁という技術が存在する、ストローマン論法が存在する、ということを自覚するだけでも、視野が広がります。騙されることも減るでしょう。相手が何をしたいのか、どういう意図があるのかということも読めてくるでしょう。
ストローマン論法を、著名な宇多田ヒカルさんが言及したことで、いろんな人がこの詭弁の存在を知れば、日本人全体のインテリジェンスが高まりそうな気がします。そうなればいいなと思います。
詭弁については、グーグルで検索するといろいろ出てくると思うので、興味のある人は学習してみるといいと思います。
僕もわからないなりに頭を抱えながら、ちょいちょい読んでます。
世の中にはお前より不幸な奴もいる!甘えるな! (論点のすり替え)
終わりに
宇多田ヒカルさんが「ストローマン」というタイトルで一曲作ってくれたらより詭弁の存在が広まる気がするので、作ってほしいですよね。
タイトルはそういう希望を込めたものになっています。
ちなみに僕は「Addicted to you」が一番好きです。
電話代かさんで迷惑しているという歌詞が、最高にクールです。
以上です。
アイキャッチ画像は、ぱくたそさんからお借りしています。