こんばんは、織田檸檬です。
劇場公開から気になってた『LA LA LAND』を借りて観ました。
今回はその感想を簡単に書いておこうと思います。
ネタバレあるかもなので、観てない方は注意してくださいね。
LA LA LAND
簡易レビュー
けっこう良かったなと思いました。今月は夏コミで浪費する予定なので、来月あたりにブルーレイ版買おうかなと思ったくらいには良かったです。
良かった理由を簡単にまとめると
- 主人公に感情移入できたから(共感できた)
- やや切ないハッピーエンドだったから
です。
主人公に感情移入できたのは、自分も夢を追いかけているからです。
彼女は女優なので、正確には違いますけど、なにか理想形があって、それに向かって歩んでいるところは同じだと思います。
途中、ミアが頑張ってきたのに報われなかったと激しく感情をぶつけるシーンがあるんですけど、そことか共感しましたね。
俳優を目指しているわけではないので、正確にわかるわけではないですけど、想像はできますよね。
特に印象に残ったのは最後のオーディションで自由語りをしてもらった時の歌詞です。
どうか乾杯を 夢追い人に たとえ愚かに見えても
どうか乾杯を 心の痛みに
どうか乾杯を厄介な私たちに
夢を追いかける人が思っていることを、うまく歌詞に落とし込めていると思います。
愚かに見えても、っていうところもまたいい表現ですよね。
なんか自分でも愚かなのはわかってるっていうのが汲み取れます。厄介って言ってますしね。
個人的には『どうか乾杯を』と表現したところにセンスの良さを感じます。
また、恋仲の2人が元には戻らなかったとはいえ、それぞれ夢を実現できて大団円、というハッピーエンドだったのもよかったですね。
僕はこの感じ、『秒速5センチメートル』に似てるなと思いました。
この映画、僕は当初適当なミュージカル映画だと思っていたので、その落差というか、期待してなさからの強い共感&ハッピーエンドで、だいぶ評価が高くなりました。
作中のミアの元カレのような、弁護士とかそういうお硬い職業の人にはこの映画、合わないかもしれないですね。
一度でも何か夢を追った人には刺さる映画かと思います。
あとは手法になりますが、最後の理想形を描いた回想シーンは面白いなと思いました。
最初のあのシーンが最後の方のこのシーンと対比、類似しているっていうのは大好物だったので、とてもよかったです。
終わりに
いつも通り他の方の感想が気になったので探していたらなるほどと思える記事に出会ったので貼っておきます。
そういえば数多くの賞を取ってましたね。
観終えた身としては、受賞も頷けるなと思います。
みなさんも見てみてはいががでしょうか。
かなりおすすめです。
以上です。