こんばんは、織田檸檬です。
かねてから見たかった傷物語、鉄血篇。簡単なレビューをしようと思います。
傷物語 鉄血篇はこちら
簡易レビュー
演出は初期っぽさがあってよかった
なにせ監督が尾石さんですもんね。
やはりこれですよ。化物語といったら尾石さんですよ。
劇中で使われていたのって、あれフランス語ですか? なんでフランス語だったんでしょうね。
そこらへん解説とかコメンタリーとか聞けばわかるんでしょうか。
絵柄がまったく別のものに変わったり、誇張の激しい演技があったり、懺悔シーンに赤ん坊の鳴き声が入っていたり。ここらへんはお馴染みの演出でしたね。あとは映像のテンポ感もよかったと思います。
実写+アニメのような不思議な絵は面白いと思った
背景、あれって実写ですかね?
もちろん全部が全部ではないと思いますが、なんかすごくキャラと背景が分離しているように見えました。
とはいえマイナスな印象はなく、むしろ絵的に面白くて好印象でした。
実験的な感じでしょうか。アバンギャルド?
実際に描かれた美術だったとしたら、かなり気合入ってましたね。
3D空間を進むカメラワークも面白いなと思いました。
映像的に美味しい作品だったなと思います。
(僕があまり作品を見てないから響いてるのかもしれませんけどね)
映画館で見るものではないかな
僕はレンタルしてきましたが、正直レンタルでよかったなと。
原因がよくわかってないですけど、なんとなく、これは映画ではないなと思いました。
通常アニメの長尺版、といった感じですね。
映画のような、こう、起承転結とか序破急のような、感情を揺さぶるジェットコースター的な快感みたいなものがあんまりなかったからかもしれません。
テレビかレンタルでいいなと思います。
ハァハァがしつこい
得たいのしれないものと遭遇して怖がるのはわかるんですけど、なんかすごくハァハァしていて、しかも結構しつこいくらいそういうカットがあって、食傷気味になりました。ちょっと笑ってしまうこともありました。
ハァハァのクオリティは高いんですけど、一回か二回でいいと思います。そのテクニックを使いすぎて良さがかえって消えていってるような気がしました。
終わりに
個人的には尾石版化物語の新作が見れたということで、概ね満足しています。
しかしここまで引っ張ることもないというか、時間がだいぶかかったな〜と苦笑いしてしまう気持ちもあります。
まぁでも物語はテレビ版も作ってましたし、いろいろと大人の事情があったんだろうと思います。
次は熱血篇ですかね。
メメが出てきてテンション高まっています。これからが面白くなりそうですね。
以上です。
今日のGIFについて
ひさびさにGIFです。しかし2MBと重いです。パソコンだと別に気にならないですけど、スマホだとキツイっすね。
血しぶきのカットをそのまま流用しています。といっても本編から切り取ったわけではなく、きちんとシェイプレイヤーつくってカメラ置いて動かしてます。
今日の貯金について
合計36,200円。