こんばんは、織田檸檬です。
Depth of Field。被写界深度。これをC4D Broadcast版で使いたいわけです。
しかし……! つ、使えない!?
マジかよ
例えばこの記事とか。
これとか。
どうやらVisualizeとStudio版しか入ってないみたい。マジで!?
Broadcastってモーショングラフィックスに特化したんじゃないのかよ!?
(購入前に確認してない自分が悪い)
しかしフィジカルレンダラーであればOKみたい
焦りましたが出来るみたいです。先日のGIFのドット、実は被写界深度でボケてるんですけど、わかりましたか。(わかりづらいですよね)
わかりやすく白黒にし、HD版を作りました。
先のブログ記事ではAEでシミュレートしてるみたいですが、普通にC4Dで出来るっぽいです。Broadcast版で。ただちょっとレンダリングが遅いと思うので、急ぎの場合はやめといた方がいいです。
あと結果としては上記の動画みたいになります。思ってたより効いてないなと思う場合は、素直にStudio版を買った方がよさそうです。
やり方
まずカメラとヌルを用意します。ヌルは焦点ポイントのために置きます。
カメラの焦点オブジェクトに先ほど用意したヌルを突っ込みます。このヌルを動かせばそれに応じてカメラの焦点が変わります。
続いてフィジカルのところから、f値を設定します。
ボカしたいので明るいものにします。僕は1.8にしてみましたが、もっと下げることも出来ます。
これであとは書き出すとき、標準ではなくフィジカルにすればボケると思います。
(ていうかフィジカルレンダラーにしておかないとカメラのフィジカルはいじれないかもしれないです)
実際のカメラをシミュレートするんですね。ただ設定をちゃんとしないと、影がつぶつぶして使えないものになるかもしれません。たとえばこんな感じ。
使いドコロは見極める必要があります。
まとめ
CINEMA4Dはチュートリアルが結構豊富ですけれども、ほとんどStudio版での解説なので、Broadcast版だと歯がゆい思いをする可能性が高いです。もし購入を迷っている人がいらっしゃれば、僕はStudio版を買った方がいいと思います。お金貯めてね。
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