こんばんは。織田檸檬です。
久々にCDを購入しました。
THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Cute jewelries! 003
なんで買ったんや
メインテーマである『明日また会えるよね』の楽曲が気に入ったからです。本当は待ちに待ってTSUTAYAでレンタルしたろかなとも思ったのですが、誘惑に負けました。
明日また会えるよね 楽曲考察
この曲、どことなく切ないです。バラードではなく普通の?ポップス?っていうんですかね、全然しっとりしてないんですよ。アイドル曲だなという感じ。
ですがAメロのBGMもサビのメロディもすごく切ないです。やがて別れるであろうカップルの思い出の一ページをうたった、みたいな。
なんで切なく聞こえるのかなと思っているうちに、僕の中の千反田えるが大きく成長してきたので、音楽をやってる和丸に考察をお願いしました。
なぜ切ないのか
我らがUTworksの音楽担当である和丸氏が推測するに2つのポイントがあるみたいです。
AメロやBメロに、M7thが入っている
Aメロの鐘やBメロのオルガン等に、このコードが含まれているらしいです。それが切ない印象を与えるみたいなんですって。
M7thがなぜ切ないのか
単にベースと三和音だけだと明るい響きのM(明るいという意味)なんですが、M7が足されることで内部的にはm(暗いという意味)の響きが作られて、明るくも切ないという独特な印象を与えるようです。
ドミソ⇨M(明るい)
ミソシ⇨m(暗い)
ドミソシ→M7(両方含んでて切ない)
おやすみメールするねのところはベースが切なさを生み出している
僕はサビ中の『おやすみメールするね』の部分が最も印象に残りました。
どうやらそこのベースがミソらしいです。
その『おやすみメール』部分には並行短調に一瞬切り替わってるところがあるそうで、もっとざっくり言うと、それまで長調だったのが短調になってるらしいのです。
椎名林檎の『真夜中は純潔』の1分18秒あたり、セレクショーンってところのベースもそういうふうになっています。確かにここもなんだか印象が違って聞こえますね。
この長調→短調という変化が切なさのポイントのひとつらしいです。
むしろなぜ切なく聞こえるのかよりも、なぜ元気に聞こえるのかというアプローチ
おそらく切ない和音をあんまりおおっぴらに使ってなくて、一瞬だけ切なさが成立するように楽器の音を入れてるから、アイドル曲らしい明るさが損なわれてないんだろうと和丸はおっしゃっておりました。
アイドル曲なので明るさが求められている一方、局所的に短調をもちいたり、コード進行に切なさを内包したりして『明日また会えるよね』というタイトルコンセプトどおり、明日また会いたい=今日はもう会えない=寂しさ・切なさを反映させた女の子の気持ちが表現されているというわけですね。
というわけで、あれこれと考察してみました。
といっても僕は質問しただけでありまして、考察をしてくれたのは和丸でございます。ご協力ありがとう。
それにしても面白いですよね。僕のような萌豚を切なくさせるためにいろいろな手をつくしてくれているなんて、感謝感激雨嵐です。
とても良い曲なのでみなさんも聞いてみてください。
なお楽曲の考察は個人の見解ですので公式発表ではございません。違う見方をしておられる方や他にも考察がある方、コメントをお待ちしております。
【楽曲試聴】「明日また会えるよね」(歌:宮本フレデリカ、一ノ瀬志希、櫻井桃華、中野有香、五十嵐響子)
ほかにも珠玉の名曲ばかり
桃華の歌う『桃色片想い』、有香の歌う『ガッツだぜ!』、フレデリカの歌う『ウルトラリラックス』、志希の歌う『女の子は誰でも』、響子の歌う『守ってあげたい』
とくに桃色片想いと女の子は誰でもの選曲はGJと言わざるを得ないです。
みんな買おうぜ!
というわけでは今日はCDを買ったよというブログでした。
Cute jewelries 003は税込2,100円! ちょい高いっすね!
では!