こんばんは。織田檸檬です。
前回、中村佑介氏の本で気になる箇所があった、というところで終わりました。
今回はその続きです。これで作品解説は終わりにしますので、どうかその怒りをお鎮めください。
実作品
よくわかる解説、後半戦
嫉妬と劣等感
この本はイラストを描く人の悩みを中村氏が回答するというものですが、 そのなかで『嫉妬と劣等感』という項目があります。
人の作品を見て、嫉妬や劣等感を抱く理由として中村氏はこう答えています。
パソコンの力を借りているからです。
詳しくは先の本を買って読んでいただくとして(良著です)中村氏は「パソコンの力を借りた部分をなくすと本人の実感できる実力が見える」と言っています。
僕はこの回答、かなり納得感ありました。
パソコンのおかげでなんかいい感じに出来上がってはいるけど、自分でそれはチートを使っていると自覚しており、それを恥じているからなんでしょうね。(もちろん、そこに何も感じない人がいるのでしょうけど、恥を感じるのは個々人によりますね。たとえば僕は映像制作してますが、さすがにパソコン使って制作すること自体に劣等感は抱いておりません)
僕は人を描くのが苦手だったので、せめて人物だけは手間暇かけようと思って制作したところ、上の作品が生まれました。
配色、ディティール、その他もろもろダメダメだとは思いますが、自己ベストは更新しました。笑ってください。
(たぶん本当は劣等感あったはずなのですが、受賞したので雲散霧消しました)
水滴表現
水滴表現はPhotoshopで行ってます。
ここを参考にしました。
汎用パーツ:レイヤースタイルだけで水滴を作る | Photoshoplab
背景の雲
背景の雲はここを参考にしました。
バージョン情報
最後にこれに落ち着くまでの経緯を載せて終わろうかと思います。
まとめ
致命的な点として手間暇をかけているということですね。
クオリティアップのための手間暇ならまだしも、僕の手間暇はプロの人が100倍くらい速く仕上げる作業を時間かけてゆっくり一歩ずつやっているだけなので、ウォーキングみたいなものです。
ウサイン・ボルトみたいな速さで仕事をこなすイラストレーターや漫画家、映像作家などプロフェッショナルの世界には目がくらむばかりですが、それだと自己否定ばかりしてしまうので、味噌糞言われるとは思いますが、まずは時間がかかっても納得のいく作品を作っていきたいと思います。そういう点では今回は合格点かなと思うので、可愛い女の子ブロガーさんによる賞賛を希望します。
またもしこのブログを見ている劣等感モリモリのクリエイターの方、ぜひ一度この中村氏の本を読んでみてください。他にもイラストにまつわる様々な技法やテクニック、悩みと回答などが載っていますのでもしかしたら救いになるやもしれません。
このまま見つけられなくても、どこかに咲いてる幸せ目指して頑張っていきましょう。
あ、そうでした。こんなドヤブログを作ったのは、何かしらのご意見をもらうためでもあります。
イラストレーター界隈の方の優しくて甘美なご指導よろしくお願いいたします。